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v3.x の歩み

v3.0 のあとに入ったものを、見て分かる形でまとめたページです。v3.x はメンバーシップ向けに出していて、いまの最新は v3.5 です。v3.1 のリファレンス生成・作品パックも含みます。

細かい変更点は 変更履歴 にあります。このページは何ができるようになったかだけを、実際の画面と出力で並べます。

01 v3.0 のあとに入ったもの

v3.0 v3.1 v3.5 イベント CG 作成 2 人の場面を 1 枚に 一般販売版 リファレンス生成 作品パック 絵そのものを材料に / CG 集を束ねる メンバーシップ 表情差分 / 衣装変更 選択編集 自然文の生成 / 写実の生成 メンバーシップ
v3.1 で「絵そのものを材料にする」経路が入り、v3.5 でその上に表情差分・衣装変更・選択編集が乗りました。

v3.0 までの Pixubus は、ローカル LLM が絵を言葉(タグ)に置き換えてから描いていました。v3.1 からは、参照に対応した画像生成モデルが絵そのものを読む経路が加わっています。タグにすると落ちてしまう顔立ちや服の細部が、そのまま残ります。

Pixubus の進化。v3.0 までは先にローカル LLM(vision モデル)が絵を見て外見をタグに抽出し、v3.1 以降は抽出せず絵をそのまま渡す。そのあとは同じで、日本語でやりたいことを書き、ローカル LLM(Ollama)が書き換え、ComfyUI で描く。v3.0 までは外見を英語のタグにしてタグ型の画像生成モデルへ、v3.1 以降は要望を英語の文章にして参照に対応した画像生成モデルへキャラクターの絵ごと渡す。下に実際の出力。左はイベント CG 作成で 2 人を描いた絵(EV-261)、右はリファレンス生成で 4 人の絵をそのまま保って 1 枚にした絵(RF-24)。
同じ 2 人を読み込んで「バトルさせて」「お姫様だっこで運んで」と書いただけの 2 枚(クリックで拡大)。

左のメニューには「参照から作る」のグループができました。リファレンス生成と、v3.5 の立ち絵差分(表情差分・衣装変更・差分履歴)がここに並びます。

Pixubus のサイドメニュー。イラスト生成のグループの下に「参照から作る」のグループがあり、リファレンス生成・リファレンス生成履歴と、小見出し「立ち絵差分」の下に表情差分・衣装変更・差分履歴が並んでいる。
「参照から作る」のグループ。

02 表情差分 — 1 枚の立ち絵から、表情だけ違う立ち絵を

2 人のキャラクターが話している絵。金髪のルミスティアが「v3.5 からは表情差分も衣装変更もできるのよ!」、赤い髪の神楽坂ルナが「まったくずれてない! すごい!」。下に、ルミスティアの衣装変更 8 枚をガイド線つきで並べたシートと、ルナの表情差分 8 枚を全身と顔の段で並べたシート。
上の 2 人は、下のシートの本人です(クリックで拡大)。

ゲームやノベルの立ち絵は、表情だけ違う絵を何枚も用意します。手で描くと、体の位置が少しずつずれていくのが悩みどころです。

v3.5 では、立ち絵を 1 枚渡すだけで、表情だけを差し替えた立ち絵をまとめて作れます。最初は 8 表情(標準・笑顔・悲しみ・怒り・驚き・照れ・困り・目閉じ)が入っていて、20 種類以上から選び足せます。

体も衣装も立ち位置も動きません。手元で試したところ、8 枚で位置のずれは 1px 以内でした。背景は透過で出せるので、そのまま重ねて使えます。

表情差分の結果。8 表情の立ち絵が横 1 列に並び、全部の絵に同じ高さで赤い線 2 本(頭頂・あご)と青い線 1 本(目)が引かれている。下には、基準の「標準」の上に「笑顔」を半透明で重ねた大きな 1 枚と、不透明度のスライダー。
ガイド線と「重ねる」。線はどの絵でも同じ高さで、顔の位置がそろっているのが見て分かります(クリックで拡大)。

ずれていないかは画面で確かめられます。ガイド線(頭頂・目・あご)を全部の絵に同じ高さで引き、「重ねる」で基準の絵と半透明で重ね、「点滅」で基準と交互に出して見比べます。基準からずれた絵には赤い枠が付き、気に入らない 1 枚はその表情だけ作り直せます。

「ルミスティア — 表情差分(8)」のシート。上の段は全身の 8 枚で、頭頂・目・あごのガイド線が入っている。下の段は顔だけを切り出した 8 枚。各絵の下に標準・笑顔・悲しみ・怒り・驚き・照れ・困り・目閉じの名前。
アプリの「ブログ・SNS 用の 1 枚にする」でそのまま出したシート(クリックで拡大)。

できた差分は、表情名つきの 1 枚にまとめて保存できます。ブログや SNS にそのまま貼れる大きさで出せますし、zip でまとめて保存もできます。

使い方 → 立ち絵差分(表情差分)

03 衣装変更 — 同じキャラ・同じポーズで、服だけ替える

表情差分と同じ手順で、今度は衣装だけを替えます。私服・制服・メイド服・水着・パジャマ・浴衣・ドレスなど 30 種類以上から選べて(最初は 8 つ)、靴や靴下まで衣装に合わせて変わります。

手に持っている杖やカバンは「そのまま / 外す / 衣装に合わせる」から選べます。顔・髪・体型・立ち位置はそのままです。

「ルミスティア — 衣装変更(8)」のシート。元の衣装・私服・制服(ブレザー)・メイド服・水着・パジャマ・スク水・バニーの 8 枚が並び、頭頂・目・あごのガイド線がどの絵でも同じ高さを通っている。
元の衣装と 7 つの衣装。顔の高さはガイド線のとおりそろっています(クリックで拡大)。

使い方 → 立ち絵差分(衣装変更)

04 選択編集 — 印で場所を指す・要るところだけ切り抜く

リファレンス生成の参照画像に、赤・青・緑の印を描けるようになりました。「赤の丸: 髪を黒に」のように書くと、印の場所だけが変わります。印そのものは出力に残りません。

同じ画面の ✂ 切り抜くで四角く囲めば、設定画から 1 体だけ、人物の絵から服のところだけを切り出して参照に使えます。どちらも「元に戻す」で、いつでも最初の画像に戻れます。

選択編集の例。左は元の絵で、立ち絵の魔法の杖を持っている。中は入力で、杖のところを緑で塗って「ここに花束を持たせる」と指示したもの。右は出力で、杖が花束に置き換わり、顔・髪・衣装・ポーズはそのまま。
顔に赤、スカートに青の印。破線は ✂ で切り抜く範囲です(クリックで拡大)。

使い方 → リファレンス生成(選択編集)

05 自然文の生成 — タグではなく、文章で描く

参照に対応した画像生成モデルは、タグの列より英語の文章のほうが得意です。v3.5 では出力スタイルに「自然文」が加わりました。

生成画面・キャラクター生成・パーティ作成の 3 か所で、日本語の要望から英語の文章のプロンプトを作れます。ワークフローも同梱しているので、選ぶだけで切り替わります。タグ型の画像生成モデル(Anima など)向けのタグは、これまでどおり使えます。

生成画面。左上の出力スタイルで自然文のスタイルを選んでいて、右の「② の結果」には英語の文章のプロンプトが入っている(文章はぼかしてある)。
出力スタイルを「自然文」にすると、② の結果がタグの列ではなく英語の文章になります(クリックで拡大。文章はぼかしています)。

使い方 → 自然文スタイル

06 写実の生成 — 同じキャラを、写真のような絵にも

画風に「写実」が加わりました。自然文のスタイルでは画風が「どんな絵か」を決めるので、同じキャラクター・同じ要望から、アニメ絵と写真のような絵を出し分けられます。

リファレンス生成・表情差分・衣装変更でも画風を選べます。既定は「画像に従う」で、アニメの参照ならアニメのまま、写真なら写真のまま仕上がります。

同じキャラクターのタグと同じ要望から作った 2 枚。左は画風「アニメ塗り」でアニメ調の教室の絵、右は画風「写実」で写真のような教室の絵。
同じ抽出タグ・同じ要望で、画風だけを変えたもの。左 = アニメ塗り / 右 = 写実(クリックで拡大)。

使い方 → 自然文スタイル(画風と「写実」)

07 そのほか(v3.1〜)

表情差分と衣装変更で作ったセットは、差分履歴にすべて残ります。「開く」で画面に戻れば、生成しなおさずに結果が並び、ずれの確認や 1 枚シート・zip をあとから作れます。

差分履歴の画面。すべて・表情・衣装・画像あり・お気に入りのチップ。行ごとに衣装 / 表情の種別、キャラクター名、OC-103 や FC-53 のような番号、参照のサムネイルと 8 枚の差分のサムネイル。右に詳細・1 枚・zip・開く・削除。
差分履歴。衣装は OC-、表情は FC- の番号で指せます(クリックで拡大)。

08 入手について

🔑 v3.5 は note のメンバーシップで配布しています。v3.1 のリファレンス生成・作品パックも含みます。単品で買える最新版は v3.0 です。 メンバーシップを見る →

すでにお使いの方は、アップデートの手順どおり今のフォルダに上書きしてください。履歴・キャラクター・設定はそのまま残ります。

「参照から作る」の画面と自然文の生成は、ComfyUI に参照を読める画像生成モデルを入れてから使います。タグで描くほかの画面は、入れなくてもこれまでどおり動きます。入れ方は はじめにの「参照を読む画像生成モデル」 にまとめています。